1ch 今日の話題 -2005.1- より  [→Top Page]

2005.1.29
 玉石混淆!シングル盤


この休日、私が愛してやまぬ戦後歌謡の世界=シングル・レコードの整理整頓を決行しました。

今まで何度となくチャレンジし、そのたびに全く成果なく終わってきた理由は自分でも分かっています。
それは、レコード・プレイヤーのそばで作業してしまうから。

場合によっては手に取った1枚目からついターンテーブルに乗せてしまい、興奮して次々聞き続けているうちに泥酔して寝てしまうという過ちを、過去幾度繰り返したか分かりません。
従って本日は、大いなる決意とともに、プレイヤーから隔離された1室にレコードごと移動し、作業を開始したのです。

*

さて、まずは全レコードを、機械的に、五十音順に並べて整頓することから始めましょう。

青江三奈− アグネス・チャン− 麻丘めぐみ−
小学校低学年の男子にとって、アグネス・チャンさんと麻丘めぐみさんは、もう、考えると眠れなくなるくらいのアイドルです。
勿論、仮に小学校低学年で青江三奈さんのことを思って眠れないようなら、それはそれで危険なほど渋いですね。

引き続き、2ch=レコードレビュー・コーナーの「スターのウィスパーカード」の記事>>でおなじみの天地真理さんの姿なども見えます。


2ch=レコードレビュー・コーナーと言えば、その初回を飾った平尾昌晃さんの「星は何でも知っている」!
カッコ良さとエッチさが交錯して魅力満点です。

その平尾さんが熟年期にリリースした畑中葉子さんとのデュエット「カナダからの手紙」のジャケットを見ると、カッコ良さはすっかり失われている一方、エッチさだけは100%残っており、これはこれで見事です。

蛇足ながら、同じ「ハ行」には、その畑中葉子さんが後年 殆ど自暴自棄になったように日活入りしてリリースした「後ろから前から」も同居しており、「ハ行」は人生の交差点のような様相を呈しています。


そして"ザ・ピーナッツ"と"ピンクレディ"という 新旧「ピ」対決を経て、フィンガー5!

当時小3の私は、フィンガー5のたえこさんを真剣に愛していました。
今このジャケットを見て、なぜ?と問うのは意味のないことです。Love is blind. 恋は小3の私を狂わせたのです。


ともかく、こうしてこの「別室作戦」は大いに功を奏し、長年懸案だったシングルレコードの整理はここに終了しました。

*

で今、お酒を飲みながら一連の作業を総括しているのですが、今回の作業を通して認識し、少なからずショックを受けたのは、橋本が所有しているシングル盤は、 上述のようなどこから見ても素晴らしいものとは別に、結構つまらないものも多かったという事実でした。
ざっと数えても 何十枚という単位で存在していたような気がします。

例としてどういうレコードをお示しすれば読者の皆様にその"つまらなさ具合"を理解して頂けるか難しいのですが、例えば右の「裕矢のテーマ」などはどうでしょう?
演奏者や歌手の記載すらない上、小学生のレタリングのようなタイトル文字。
全体の構図も隙間だらけで、なぜこの無駄な空間が放置されているのか不明です。
「YUYA MY LOVE」という英題も付されていますが、原題とは全く関係がありませんね。

気を取り直して曲に針を落とすと、ジャンル不明の軽快な曲に
 Super day for winner today
 Gonna blow my machine away〜
という意味不明の歌詞が乗っており、そこに突然 「ブロ〜〜イ〜〜ン〜(=blowing)」と女性の金切り声が襲いかかって来るという、殆どホラーな展開。

さらに、ジャケット裏には 【少年スーパーカーファン2大ニュース】 なるものが掲載されており、
 スーパーカーにあこがれる少年、それを名付けて「スーパーキッド」。
 BBやカウンタックを一部のおとなたちにせんりょうさせておく手はない。
と無茶苦茶なことを書いています。


えーっと・・・。
つまらないレコードの「つまらなさ加減」を説明するはずが、色々と取り上げているうちに結構魅力的な1枚に昇華してしまった感がありますが、 実際は、こんなもんじゃない、本格的に取るに足らないレコードが実にたくさんあって結構ヘコんだのでした。

*

さて、作業を終え、部屋の所定の位置にレコードを五十音順に整頓して並べた私。
冒頭に書いたとおり、その先頭は青江三奈さんです。

彼女のレコードのジャケットの魅力については、既に「伊勢佐木町ブルース」>>のレビューで取り上げたところですが、 手元にはそれにも全く引けを取らない「池袋の夜」なる1枚が!
息を飲む濃さに加え、B面「私にさわらないで」というタイトルの迫力!

さわらないでと言われたって・・・と戸惑う外ありませんが、奇しくも同じ「い」から始まる「池袋の夜」と「伊勢佐木町ブルース」。
結局、2文字目の「け」が「せ」を制し、この「池袋の夜」のジャケットが最前列に位置することとなりました。


今、私の部屋では、この青江三奈さんが異様な存在感で全体を見渡し、空気を支配しています。



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